つちのこの巣穴

未確認生物による、未確認な世界の記録。

厚切り300gとんかつ

 先日、インターン先の会議終わりに社員の先輩に連れられて、長堀橋とんかつ屋さんを訪れた。その時の経験があまりに衝撃的だったので、普段は食レポなど滅多にしないのだが、今回はこちらを記事にしたい、

 訪れたのはとんかつ大喜さん。堺筋から西に入り、警察署を超えたところにある。連れてきて頂いた先輩いわく、他では見たことないようなとんかつが頂けるとのこと。ちなみにこの先輩はかなりグルメなお方で、この店以外にもいろいろなところを教えて頂いている。そんな先輩イチオシという事で、道中私の胸は高鳴っていた。

 先輩は「特選とんかつ超厚切り」を選択。私も同じものを注文した。そして出てきたのがこれだ。


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 思わず二度見した。厚さがとんかつのそれではない。二郎系ラーメン屋のいわゆる豚が、丸ごと揚げられているような厚さなのだ。私は耐えられずその分厚い塊にかぶりついた。するとどうだろうか、ローストポークを食べているかのようなしっとりと柔らかな食感が感じられる。旨い。これほどの厚さの肉をこれだけ柔らかく仕上げるのは大したものだ。

 さらにこの店、ライス、味噌汁、キャベツがすべてお替わり自由なのである。これだけの肉を目の前にして、日本男児が米を掻き込まずにいられるだろうか。結局私はご飯を4杯、味噌汁を2杯頂いた。

 とんかつを美味しくいただくためか、調味料として、辛子、ソースのほかに様々な風味の岩塩が用意されており、最後まで飽きることなく頂けた。ちなみに私は辛子で頂くのが大層気に入ったので、最後の方は殆どそれで食べていた。名古屋帝国植民地市民であるところの私としては、ここに味噌があればもはや完璧を超えて、黄金のエルドラド、ここが幻の桃源郷と相成るところであったが、まあそれは仕方あるまい。逆に言えば、これほどの肉に味噌などという俗物は不要という事なのか。悩ましい、私は逡巡している。

 まあ、ともかく、大満足して私たちは店を後にした。こんな調子で、先輩のおかげで今週だけで4回もご馳走にあやかっているので、有り難い話である。与えて頂いた活力で、更に労働にいそしまなければと感じた。

 では今回はこのあたりで筆をおきたい。ご高覧、感謝する。

 

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