つちのこの巣穴

未確認生物による、未確認な世界の記録。

社会人野球

 約2週間ぶりの更新となってしまったことをまずお詫びしたい。本稿はまずその釈明から始めさせていただきたい。私は先月末、あるコンテストに出すレポートを執筆していた。そのコンテストは、入賞すれば賞金が入る上に、昨年の入選者には弊学の学生も居たので、これはひょっとするとひょっとするのではないかという思いがあり出品を決意したのだった。大学院への進学も決まっている身としては、文章を書く一つのいい機会だと思って書き始めたのだった。

 しかし、締め切りに追われないと仕事を始めないという情けない性分のせいで、結局締め切り1週間前頃まで放置していた。前述の通りに、私は平日昼間インターンで働いているので、私の生活は多忙を極めた。そういう訳で、とてもではないがブログを更新する暇などなかった。私のブログを楽しみにしておられる読者の諸君(そんな御仁がおられるかは定かではないが)には大変申し訳ないが、こういった事情を酌んでどうかご容赦願いたい。

 さてここからが本稿の本題である。昨日、レポートも書き終え生活に多少のゆとりも出てきたところで、大学のゼミの同輩から、大阪市西区の京セラドームで行われている「第44回社会人野球日本選手権大会」を観戦してきた。この日は18時半より、ホンダ鈴鹿大阪ガスの第三戦が行われていた。阪神ファンとしては、先日のドラフト会議で一位指名を勝ち取った近本光司選手が所属している大阪ガスの試合という事もあり、期待が高まった。

 そして今回は、自身の京セラドーム初観戦となった。いつもは甲子園だから、背もたれやドリンクピット、そしてなにより屋根があるという事で非常に快適だった。一方でビールが一杯750円とかなり高価なのが苦しかった。

 社会人野球の強豪同士の対戦ということで、開始前から好カードと目されてきたが、試合が始まってみると4回まで両軍無失点と、試合は投手戦の装いを呈してきた。同点のまま延長戦までもつれ込み、タイブレーク制が導入された12回の表、ホンダ鈴鹿のツーベースヒットが決定打となり試合は終了した。

 バックネット裏自由席という、プロなら5,600円ほどするであろう席で、手に汗握る試合を見れてチケットは1200円。非常に有意義な時間で満足だった。近本選手の足の速さも確認でき、来年以降の活躍が楽しみな一日だった。

 では本稿はこれにて終わることとしたい。ご高覧、感謝する。