つちのこの巣穴

未確認生物による、未確認な世界の記録。

野球

 昨日は、プロ野球阪神対横浜22回戦を甲子園で観戦してきた。本稿ではその様子について言及したい。

 スタメン発表と投球練習を見ようと思い、友人と相談して早めに家を出たのだが、球場に着いたのはプレイボール20分前で、グラウンドではすでにチアによるパフォーマンスが始まっていた。ちなみに私はセリーグの中では横浜のチアが好きだ。友人は、横浜は若いのに可愛くないと宣っていたが、所詮グラウンドで踊るのだから顔の良し悪しなど、乱視の私には分かる筈もない。結局ダンスのキレがチアの本質だと思う。

 さて、そうして試合が始まった。1回メッセンジャーが無失点で抑えたので(いささか冷や汗を掻いたが)、ビールとあてを買いに行った。球場のビールは500~700円とまあ高いのだが、それでもなぜだか買いたくなってしまう。周りが皆飲んでいるからだろうか?兎角、球場で飲むビールには魔性の魅惑があるようだ。

 ゲームはその後、3回表でクリーンアップのソト・ロペスが2打者連続単独本塁打を打ち上げて2点先制。5回裏、負けじと2番大山が11号本塁打で横浜に追いつき、6回裏の梅野の好時打で勝ち越したものの、続く7回表、乙坂の好時打で同点へ。8回表、この日2本目となるソトの単独本塁打で再び横浜が勝ち越し、そのまま試合終了となった。CS進出をかけた14連戦の初戦、しかも相性の良い横浜戦での敗北にはかなり厳しいものがあるが、シーズン終了までは諦めず応援を続けたい。

 今回は初めて、外野ライト席での観戦となった。応援団の真正面ということで、流石に愚連隊の様な出で立ちの御仁がぞろぞろ出てきた時は恐ろしかったが、いざ試合が始まると皆楽しく観戦しており、なるほどこれがライトの雰囲気なのかと納得した。とりわけ途中、大山の2ランで阪神が追い付いた時の盛り上がりは凄かった。見ず知らずの老若男女が、一緒にバットを叩き合って歓喜する光景は、野球のみならずスポーツ全体に共通する醍醐味だと感じた。

 以上、本稿では昨日の阪神横浜戦の試合の模様について言及した。ただでさえ詰まった日程であるから、これ以上天候が荒れないよう祈るばかりだ。

 では、本稿はこれにて終わることとしたい。ご高覧、感謝する。